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誕生 SOLERRAINへ アルバム ロシア・デビュー 英語ヴァージョンにて世界へ

 
〜序〜

孤独を意味する"SOLITARY"と、地域/領域を意味する"TERRAIN"からの造語で、過去と未来、空想と現実が混在する想像上の世界であり、「捨てられた寂しい土地」を意味するSOLERRAINは、ロシアはサンクト・ペテルブルク出身の6人組だ。彼ら自身は自らのスタイルをメロディック・デス・メタルと称しているが、彼らの音楽にはそのジャンルの領域に留まらないものがある。ダイナミックなメロディとエクストリームなヴォーカルを高いミュージシャンシップで融合した彼らのスタイルは、ロシアのメタル・シーンでは珍しいもので、現地では『ロシアのCHILDREN OF BODOM』とも評されている他、結成から既に100を超えるライヴをこなしたその実力もまた、高く評価されている。

 
〜誕生〜

SOLERRAINの歴史は古く、前身バンド、DARK SIDEの結成は2004年にまで遡る。2004年初頭、学校の友人だったドミトリー・ルザノフ (lead g)とアレクサンドル・ヤルモシン (rhythm g)は、間もなくアレクセイ・ロマシキン・チマノフ (ds)と出会うと、ヘヴィかつメロディックな音楽をプレイしようとメンバーを集め始める。その後、アレクサンドル・ストロカノフ (b)とアントン・ニコノロフ (vo)を迎え、しばらくキーボーディストを探した後にオルガ・ジルコヴァが加わって、7月に最初のラインナップが完成した。アントンの声質のため、やや陰鬱なサウンドにはなったものの、スクリームとヘヴィなリフに、高速のソロとリズム、そしてポップ寄りなキーボードが加わったサウンドは興味深いものだった。そしてそれは徐々にメロディック・デス・メタルへと進化していく。

早くも9月には大観衆の前でライヴを披露した彼らだったが、ドラムのアレクセイが学業に専念するために脱退。後任としてグリゴリー・ジンコフを迎えるが、その彼も数ヶ月後には脱退。バンドはスタジオでレコーディングしたドラム・トラックを使用してライヴ活動を継続した後、アレクサンドル・ヤコフレフを後任に迎えるが、彼もプロモCDのレコーディングを終えると間もなく脱退と、ドラマーを巡る困難はしばらく彼らを悩ませることになる…。

 
〜SOLERRAINへ〜

2006年初頭、バンドはセッション・ドラマーのヴァシリー・アファナセフを迎え、デビュー・アルバムのレコーディングを開始する。しかしながらレコーディングの途中でヴォーカルのアントンが脱退を表明、バンドは急ぎ後任を探すと、パヴェル・コジュホフスキーがオーディションを経て加入した。その後、バンド名をDARK SIDEからSOLERRAINに改めた彼らだったが、今度は音楽をやめる決心をしたリズム・ギターのアレクサンドルが去っていく。後任を探す中で、同年末にまずウラジミール・タラセンコがドラマーとして加入すると、翌2007年に入ってミハイル・アンチーポフがリズム・ギタリストのポジションについてようやくラインナップも完成。バンドはロシア国内や旧ソ連各国へのツアーを含む数々のライヴ活動を行なってスキルを高めていく。また、プロモーション用として3曲入りのデモが世界各地のレーベルやメディアに送られた。

 
〜アルバム〜

その後、クリエイティヴな意見の違いからオルガを解雇、後任としてニキータ・メルズリャコフが加入するも、数ヶ月後には自らのパワー・メタル・プロジェクトに専念するために脱退。更にはヴォーカルのパヴェルまでもが脱退してしまうなど、バンドは再びラインナップの問題にさらされる…。一方で、レコーディングが完了した音源はフィンランドの『Astia-studio』に渡り、CHILDREN OF BODOMやNORTHERのプロデューサーとして知られるアンシ・キッポの手によってミックスが行なわれた。マスタリングも同じくフィンランドでテーム・ミュールライネンが担当した。

なお、このアルバムのレコーディングに参加しているのは、ドミトリー・ルザノフ (lead g)、アレクサンドル・ストロカノフ (b)、パヴェル・コジュホフスキー (vo)、オルガ・ジルコヴァ (key)、アレクサンドル・ヤルモシン (rhythm g)、ヴァシリー・アファナセフ (ds)、そして彼らの友人で、キーボードのレコーディングで大きな貢献を果たしたイリヤ・デニソフの7名だ。

 
〜ロシア・デビュー〜

その後、まずは遠くボルゴグラードから移動してきたアレクサンドル・ボルバトが加入してキーボーディストの座を埋めたものの、今度はドラマーのウラジミールが脱退。エフゲニー・アノヒンが後任として加入して新たなバンドの母体は揃ったが、依然としてフロントマンは見つからないままだった。そしてパヴェルの脱退からおよそ1年を経た2009年7月、遂にウラジミール・ラジオノフが加入すると、バンドはライヴ活動の準備を進め、同年11月にはフィンランドのNORTHERとの共演を果たす。その後、ロシアはモスクワのレーベル『Musica Production』と契約を締結、バンドのデビュー・アルバム「Fighting The Illusions」は、2010年4月にロシア語ヴァージョンでリリースされ、バンドはMNEMICのサンクト・ペテルブルク公演のサポートも務めた。

〜英語ヴァージョンにて世界へ〜

ロシアでのアルバムのリリース後、またもメンバー・チェンジが発生。ヴォーカルのウラジミールとドラムのエフゲニーが脱退するも、後任にそれぞれアンドレイ・ファルニョフとアントン・レベジェフを迎えたバンドは、積極的なライヴ活動に向けて体制を立て直していく。そして2011年4月、「Fighting The Illusions」アルバムの英語ヴァージョンが、世界に先駆けてSPIRITUAL BEASTよりリリースされる。

*ディスコグラフィ
2007 Album Demo
2010 Fighting The Illusions (Russian)
2011 Fighting The Illusions (English)

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*ラインナップ (l.to r.)
Alexander Strokanov (Bass Guitar), Mikhail Antipov (Rhythm Guitar),
Andrey Farnyov (Vocals), Anton Lebedev (Drums),
Dmitry Ruzanov (Lead Guitar), Alexander Bolbat (Keyboards)
 
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SOLERRAIN
“FIGHTING THE ILLUSIONS”

ソーラーレイン
「ファイティング・ジ・イリュージョンズ 」

Artist: SOLERRAIN
Title:
FIGHTING THE ILLUSIONS
Label: SPIRITUAL BEAST
Cat#: IUCP-16101
Format: Full CD
Style: HEAVY METAL
Release date: April 13th. 2011

※解説:前田 岳彦(BURRN!)
※対訳:Hatsumi Sakoda
※価格−2,700円(税込み)
※JANコード:45 71139 01186 2

 

★ロシアから現れた若きメロディック・デス・メタルの新星!! 隣国フィンランドに通じ るドラマティックで哀愁漂うメロディとツイン・ギター、キーボードを核とし、スリリングかつアグレッシヴに疾走するサウンドは、まさに初期の「あのバンド」を彷彿させる! プロデューサーもアンシ・キッポだ!

Track List:
01. ファイティング・ジ・イリュージョンズ
Fighting The Illusions

02. ザ・プロミス
The Promise
03. オヴ・フェイス・アンド・トゥルース
Of Faith And Truth
04. ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ
Nothing Left To Lose
05. ユア・ヘル
Your Hell
06. ジ・エターナル・ライズ
The Eternal Lies
07. ザ・ライジング・パワー
The Rising Power
08. ジ・オンリー・ライト
The Only Light
09. ザ・カース
The Curse

+1 Bonus Track (日本盤のみ)
10. ブラッディ・プライス・フォー・ピース*
Bloody Price For Peace (Demo)*

*Bonus Track For Japan

 
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